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学生のときは、短期で郵便局にバイトにいったりとか、部活や、授業の合間にバイトしてましたね。
大学4年生になったとき、何気なく応募したのが家庭教師のアルバイトでした。
私は中学3年生の受験生の女の子を担当することになりました。
初めていったとき、建設関係の仕事を自営しているそのお家は立派ですごいなぁという感じでした。
そこのおかあさんと二人で話したとき、成績がほとんど2とか1なのでとにかく基礎をやってほしいとのこと。
内心どうしよう、全然やる気のない子だったら・・と少し心配になりつつあってみると、まじめな感じの可愛い子でした。少し安心しました。
頭の回転も特に悪いとはかんじなかったので、きっと、どこかの段階でわからなくなって、そのままおいていかれたのかなぁという感じでした。それにしても、もう中学3年生の6月です。今から、基礎をやるのにも、受験生だし、やはり点数のとれるところから、やるしかないという感じです。特に数学の遅れがひどくて、分数の計算ができなかったので、社会で、1/3が○○人といっても、1/3の計算の仕方から教えないといけないので、かなりの時間がかかるのです。
数学は中学から教えても、絶対にムリ。でも、これから生きていくうえで、簡単な分数くらいは出来たほうが絶対にいいよね。
だって、1000円のプレゼントを買って5人でお金わけるとき計算できないよ?分数は日常レベルで使う計算。
受験とは別にもう開きなおって、小学
校の算数の計算ドリルをやらせました。そんなことにも、彼女は怒らないで素直についてきてくれたので本当によかったです。
後は夏休みの単語100問のスペリングコンテスト、これは単語100問があらかじめ、プリントとしてだされて。それのスペルを夏休みが終わったら、試験するものです。
スペリングコンテストなら、やれば、かならず100点がとれる。100点がとれたら、きっと自分に自信がもてるはず。そうおもって、夏休みの一番の目標をスペリングコンテストにしました。週3回行っていたのですけど、必ず、スペリングコンテストの問題をやりました。
そうこうしているうちに、夏休みも終わり、スペリングコンテスト。
彼女はちょっと恥ずかしそうに、満点のテストをみせてくれました。
「おお、おめでとう!やった、やった!」
まるで、自分のことのようにうれしかったです。なんと満点はクラスで11人だけ!賞状もらったし、彼女も少し誇らしげでした。
その後彼女は成績もすこしずつ上がったので、推薦で高校に合格しました。本当によかったです。
でも、わたしももう、20年以上たつのに、自分の娘にも、昔家庭教師をしてて、教え子にスペリングコンテストで100点をとらせた、という自慢話をしています。
娘の時代になっても、スペリングコンテストというのがあります。
娘も中学3年間がんばって、満点をとりつづけました。
もしかしたら、あのとき、自信をもらったのは彼女もそうだけど、自分もかなぁと今になって思ったりしてます。






